文化に善悪はあるのか。

中国では犬を食べる日というのがあるらしく、その日一日でものすごい量の犬が消費されるようです。

アメリカ人のM娘の友人がFBでそんなのやめさせるべきだといって、抗議運動をしようとFB上でシェアを求めてきました。

そんな中、M娘は

”よく、アメリカ人そんなこといえるよね、かれら自分たちが牛、豚、鳥の食肉をどうやって扱っているかわかっているのかしら?Food Inc.を見てから私はアメリカで肉を食べないことにしたのに。中国のイベントはきっと伝統文化なんでしょう。なんでそれを裁くことができるのかしら”

 

そう、彼女はその映画

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をみて、アメリカではベジタリアンになってしまいました。

アメリカ人は自分が外国をみていても、彼ら自身がどう思われているというのは興味はなく、どうでもいいとおもっているんだろうなあ、というのを感じますね。

 

これは私自身が、先日いったパーティで、”日本人は歴史を塗り替えようとしている!”と

抗議された時にも思いましたが、その時、そばにいたハイチからきている人が

”何いってんの?アメリカ人はインディアンに何をしてきたの?コロンブスなんて極悪人なのに、コロンブスデーをお祝いしているじゃない!”と。

かなりの知識人である人たちでさえそういう認識なので、もちろん、一般の人たちはもっとひどいというのは想像できます。

 

そしてこういうことは、日本を擁護するために私が何かをいうよりは他の外国人がいったほうがずっと効果があります。

 

さて、世界のどこかで、理不尽なことをいわれている人を日本人が助けていることを望みます。