言語を習うのに年齢は関係ない?でも絶対必要なのは.....

日本にいる友人からメールを久々にもらいました。

知り合いの69歳の日本人女性が、71歳のドイツ人メル友の男性と再婚することになり、夏にドイツに引っ越すことになったんだけど、ビザのことでドイツ大使館にいくと、ドイツ語ができないと、配偶者ビザがおりないといわれたとのこと。テストを受けなければならないとのことで1、2ヶ月でドイツ語をマスターするにはどうしたらいいでしょうか、との相談でした。

 

そう、私日本にいるとき、しばらく旅行者やリタイヤした人達を相手にドイツ語を教えていた時期があるのです。

びっくりした点は、いくつもあるのですが、

  • 年齢 

その歳で言葉もわからず、住んだ事もない場所に引っ越すということ。

  • メル友

いつもは英語でメールのやりとりをしていたということで、どれくらいリアルで時間を過ごしたことがあるのかは不明。

  • 語学

彼女は英語がすごく堪能ということで、語学に関してはセンスがあるのでしょう。でもこれから新しい言語を習うというのは非常に勇気のいること。

 

やっぱ、NHKのラジオ講座かなあ、とかいうので、いや、そういう問題じゃなくて、もう毎日なんでもいいからyou tube でもプライベートの先生でも、ラジオでも、聞きまくって、文法書でも読みまくれば、とりあえず、少し、耳がなれて音をとることができるのではないの?と。

昔、東京のゲーテインスティチュートには毎日のコースで(確か1日3時間だったかな?)3ヶ月通うと、基礎講座が終了するコースがありました。私は其のコースはとれなかったのですが、1年かけてそのコースを終わらせてヨーロッパに移動したら、日常生活には困らなかった記憶があります。

とりあえず、現地にいって、1年頑張れば、問題なくなると思うのですが。。。。

 

結婚という事を考えると、実はリアルに過ごした時間がどれだけあるかなんてあんまり関係ないです。実際、国際結婚組には、たまたま電車の向かい側に座った人とか飛行機の隣に座った人と、観光船で一緒になった人と結婚したとか、という話はきりなくあります。

でもそれは若いからだと思っていたのですが、そうともいえないかもしれませんね。

結局、結婚も、語学も情熱があれば、いくつになってもできるということなのでしょう。

 

新生活、是非がんばってほしいものです。

 

Alles Gute!!

ちなみに私はこのシリーズを愛読していました。

特にこの3.語法というのがよかったです。細かい前置詞の使い方の違いの説明とかかなり詳しく書いてあって、とても役に立ちました。