戦争は正義のためならしてもいいの?

昨年の夏にワシントンにいったのですが、その時感じたこと。

アメリカの歴史は戦争の歴史。そして、戦争の度に行われるのがそれは正義の為の戦いなのか、否かという議論。

 

先日のS娘の歴史の授業では、”第二次世界対戦でイギリスがドイツ、ドレスデンを無差別攻撃したがこれは正義か、否か” ということについて討論されました。

娘の反応、”戦争に正義もなにもない。いくら兵器工場に襲撃してももしかして隣にある民家や全く関係のない市民が巻き込まれるかもしれないのだから。そもそも、先生のいっている質問の意味がわからない。”

と先生にいったら必死に先生は彼女に説明をしたようですが、彼女は全く理解せず、何をいっていいかわからない、と。結局それは授業内だけでの討論で、宿題にはならなかったので彼女自身も安心したようですが、本人当惑、もちろん先生も。そして昨日でてきた彼女の歴史の成績、やはりとてもいいとは思えない成績でした。。。

それでもやっと歴史の授業からとりあえず解放された、S娘。来年はアメリカの歴史を学びます。世界史の場合、自分の立ち位置によって見える物が違うので、アメリカ生まれでアメリカ育ちの先生とは意見が相容れないというのは十分考えられると思いますが、アメリカの歴史はアメリカ人のほうが明らかによく知っているはずなので、娘にとっても議論の余地はないはず。