知らないと恥をかく、distrubing の使い方

英語のレベルが低いって本当に困ります、と思うことがまたありました(汗)

ホテルに泊まると、”邪魔しないでください” ( Do not disturb)のドアにかけるサインがありますよね。そう、Disturb は邪魔する、という意味だと思っていました・・・今日までは。

 

S娘の彼氏からメッセージが(そもそもなんで彼の電話番号が私の携帯に入っているのかわからないけど。。)きて書こうとしていたら、娘が横から邪魔してきて、いたずら書きをし始めました。

そこで

私 ”S is disturbing...." とかくと

S娘 ”なにこれ〜!”と横で大受けです。

私 ”何々??何がいけないの?? Sが邪魔してる、って書いてるつもりなんだけど。。”

S娘 ”disturb には二つ意味があるの。S is disturbing me.ならSが邪魔をしているって意味だけど、S is disturbing(目的語がない)だとちょっとへんな人とか、やばい人って感じなの。”

私 ”彼、oh, I know. って返事してきたよ!”

彼女がへんってことはわかっているってことじゃん!なんて妙に納得してしまいましたが

S娘 ”彼はママが英語うまくないってわかっているからママの言いたい事も分かったんだよ”

はい、そうですか。。。一つ賢くなりました。

 

愛をどう表現しますか?

”XXちゃんのお母さんってね、優しいの。いつも電話を切るときにLOVE YOUっていうんだよ。”

 

アメリカにきてからS娘に何度このセリフを言われたことか。。

彼女もいつも愛されていたい、それを感じたいというのが強いんでしょうね。。

英語でいうならなんだか、LOVEも軽い気持ちでいえるのですが、日本語で考えると。。。帰るコールの電話を切る前に夫だろうが、子供だろうが”愛してるよ〜”なんて毎回なかなか言えないですよね。。。

 

I love you はシチュエーションによって重くも軽くも言える言葉だと思うのですが、

日本語では軽い愛を表す言葉ってなんだろう??

日本は言葉ではなくて、態度なんでしょうかね?むぎゅーとするとか?

子供が小さい時はそれでよかったんですが、自分より大きい子をしじゅうむぎゅーとするのはなかなかこちらが潰されそうです(笑)

 

 

 

外国語が苦手なのは日本人だけではない

今年15歳になるM娘はこの9月からフランス語を習い始めました。

 

語学って最初が肝心。

先生は、1週間に2回はテストをしてひたすら単語と簡単な文章をおぼえさせます。彼女にしてみれば、本で始めから言語を習うというのは、初めての経験で、文章が覚えられないで始めの数週間はパニックでした。文法も習わないでいきなり、文章をおぼえて言語を学べるのはこの年ならでは、かとも思いますが。

フランス語はスペルと読み方が全然違うのですが、ルールがあるので最初にそれを習うと、その後スムースに読むことができるようになります、ところがこのアメリカ人の先生、文章の読み方をどうやらちゃんと教えていないらしく、M娘は書いてある通りに読もうとします。

ちょっと、まって。。。私も学生時代3年くらいフランス語をしましたがその時のことを思い出しても、これはこうは読まないでしょう〜というのの連発。

 

明日はいきなり、自分の家族についてのプレゼンをするというのでパワポでプレゼンを作って、それを一生懸命わたしにフランス語で説明してくれようとするのですが。。。

 

M娘 ”先生が、スライドにいっぱい文字書いてもいいけど、あんまり話さないでっていうの。”

わたし ”先生、みんなが何言っているかわからないから話してほしくないんじゃない?笑”

M娘 ”だけど、先生自分もちゃんと発音できないのに、わたし達の発音にも点数つけるっていんだよ、こわーい”

 

うーん、日本人の英語がへたとか言っている場合ではなく、アメリカ人も相当外国語苦手です。。。

17歳ですでにプロポーズ?

17歳のS娘の友達が、落ち込んでいて部活の仕事をちゃんとやってくれないといいます。

 

私  ”Eちゃん、どうしちゃったの?”

S娘 ”彼氏と別れたの”

私  ”ふられちゃったの?”

S娘 ”自分から別れて落ちこんでるの。でもね、私笑ってしまった”

私 ”なんで?”

s娘 ”だって別れた理由が、彼氏が結婚してくれないからだって。”

私 ”ぶー” (私もわらってしまいました)

S娘 ”私達まだ17歳なんだからそんなことわからないよ。”

 

でも結婚して、って言った彼女に彼はしない、と返事した、ようするに彼は明確に結婚はしたくない、ということはわかっていたわけです、”わからない” じゃなくて。

ある意味すごいですよ。

 

私は夫と24歳の時に結婚しているのですが、(今思えばずいぶん早いです。)その当時、私達はいったい何語でコミュニケーションしていたかよくわからないんですよね。。。それにほとんど付き合わないで結婚してしまって、娘達からみれば"??"という感じなのですが結婚ってそういうものかとも思います。

 

余計なことを考え始めると結婚できなくなる、というかしにくくなるというか。

 

S娘 ”ママたちはろくに会話もできなかったのに、よく結婚できたね?”

私 ”そういうのって、なんか流れで、流れに乗るだけなんだと思う。それにわかる人にはすぐわかるし、わからない人にとっては何年付き合ってもわからないよ。”

 

考えてみたら、自分はかなり若い時から、はじめからこの人とは結婚はしなさそうだな、と思う人とはつきあってきませんでした、逆に長い付き合いをしたかったら友達でいたほうがいいくらいだと思っていたんですよね。。。

早く結婚するアメリカ人は高校のプロムでカップルになって、、、という話をよくききます。一見ロマンチックですが、でも年取ってから振り返ると、もっと他の人ともつきあっておけばよかったという感じになるのかな?それとも、最高のパートナーを得てやっぱり幸せだと思える人生で終えられるのか。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイリンガルそれともセミリンガル?

 

togetter.com

 

というのを友人がシェアしてきました。

確かに2言語を完璧にこなすのは大変です、うちは3言語ともに(4つになりつつある。。。)ネイティブからおとるかもしれません。これはセミリンガルどころかもっとひどい?でもあまり悲観は実はしていません。あきらめずに時間をかければなんとかなると思っているし、何よりも、言葉以上に国それぞれの文化や価値観、空気感というのを理解しているというのがわかるから。

 

日本で、日本の学校なのに、小、中学校レベルで英語で全て授業したり、日本人の家族で子供をバイリンガルにするためにインターナショナルスクールにいかせる人たちが増えていますが、個人的には反対ですね。。。自分の子供達もお世話になったのでよくわかるのですが、インターに行く利点は転勤が多かったり、ローカルの学校のレベルが低い場合や(マイノリティーの言語の場合)もしくはある程度の年齢に既になっていて母語の言語レベルが安定している場合、また海外から引っ越してきて試験等で困る場合にはとてもいいのですが、日本人が日本に居ながら子供をバイリンガルにするために送るには、問題があると思います。なぜならそれはまさにどちらの言語も中途半端になってしまうセミリンガルになる可能性が高い、という点。いますよ、確かに、いくつもの言語をそうやって、年齢相応のレベルでネイティブレベルまで持っていける子たちも。でもそうでない子供も多い、そして、普通の子供達がネイティブレベルに複数語を持って行く場合は、(親も含め)他の子供達以上に時間とエネルギーを使うということを覚悟しないといけないということです、子供を学校にいれているのでなんとかなるというのは甘いです。

 

だから言語をマスターしたいという理由なら、語学学校にいったほうが効率がいいししかも安上がりだと思います。(インターは高い!そして先生のレベルも、かなり差が激しい。。。)

 

特に高校までの段階というのは、文化を含め、考え方、価値観とか様々なことを学ぶわけです。家庭も日本の家庭で環境も日本、でも学校は英語というのは、英語の文化や価値観を学ぶには足りないです。それなら中学卒業するまで日本の学校にいて高校から外国にでるといったほうが、よっぽどいいと思いますね。価値観や考え方は現地に住まなければどうしてもわからないことがあるわけで、単に手段としての英語を学ぶのであれば、語学学校で十分。

どうしても耳を早くから作るために英語を身近にしたいのなら、ネイティブの先生のレッスンをとったり、キャンプに行かせたほうがよっぽどいいと思うのですが。

 

 

学業と社会性、大人になって大事なのはどっち?

先日うけた統一テストの結果がでて、思った以上に点数が伸びていませんでした。

 

いや、あれだけ彼氏と毎晩毎晩遅くまで電話だ、チャットだと、話をしてれば(放課後にも互いの家に行ったり来たりしているのに)集中して勉強をする時間もないでしょう。よく話すことがありますよね、毎日、毎日。。。まあ自分が高校生だった時を思いだしますが。

 

でも現実的にはテストの点数が思った以上に悪すぎて、願書が出せないので、後1、2ヶ月は必死になってもらわないと困る、それには彼氏の理解が絶対に必要、というわけで彼にも状況説明をすることにしました。

 

そりゃあ、娘は嫌がります。よくよくきいてみると、自分のテストの点を恥ずかしいから絶対にいわなかったそう。

さあ、土曜の夜には彼氏の家にご飯に呼ばれて彼がウチまで迎えにきてくれるというので、ちょっとうちに上がるようにいいました。

 

私  ”彼に話があるっていって・”

娘  ”えーいやだなあ”

私  ”だって約束したでしょ、テストの点数悪かったら彼とはなしをするって。”

娘”  ”・・・・”

私  ”あのね、一番いやなのは私なんだけど。私も彼のこと好きだし、いい子だし、私だってよその子に嫌われるのはいや。そもそも、私の息子ではないんだから、何も強制はできないのよ。しかも、私の英語のレベルでこんなややこしい話をしないといけないなんて、あなたはめちゃ、親不孝者。”

 

緊張している彼を目の前に、とにかく、願書を出すまでにあと数が月しか猶予がなく、その間に3種類の大きなテストをうけなければならず、彼の協力(夜遅くまで携帯や電話は困る)が必要だと伝えました。

娘はずっと居心地悪そうにしていましたが、彼はずっとリラックスした様子で、和やかに?話は進み、そして、問題は何もないというように去って行きました。(笑)

 

さて、11時過ぎに戻ってきた娘。

娘 ”彼のお父さんがね、私の為に専用のスリッパを買っておいてくれたの。冬は寒くなるし、うちで居心地よくすごしてもらいたいからっていって。それでね、サイズもピッタリだったの!!嬉しかった❤️”

 

彼の家族にとても可愛がれている彼女。うーん、勉強は苦手でも、社会性は高いんですよね。社会性だけで、生きていけるといいんだけど。。。早くお嫁に行くのが一番?(笑)

 

 

クランベリーの時期です。

クランベリーの収穫時期になりました。

クランベリって大規模ではアメリカでしか生産されていないらしいです。クランベリー農場にいってきたのですが、確かに1年に一回のみの収穫で、だだっ広いところで水も大量に使うとなれば、なかなかどこでも作れるものでもないのかも。

 

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でもお天気も最高で、真っ赤なカーペットのようにクランベリーが水に浮いているのをみると、きれー〜!

下はクランベリーの苗です。本当に地面にはうように育つんですね。

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クランベリーは抗酸化作用もあって、美容にもいいそう。日本にもどんどん輸出したいけど、日本は良いパートナーがいないと難しい市場だね、なんて話をしていました。