各国で違う?リーダーシップのとりかた

M娘は今年、高校のチアリーディング部のキャプテンになりました。25人の女子たちをアメリカ人でもない彼女がどうやってまとめていくのか、試行錯誤の繰り返しです。

 

そもそも、団体の中で、リーダーのポジションになんてなったことはない彼女。チームにはもう一人リーダーがいて、彼女はアメリカ人。アメリカ人はトップダウン方式で、私はあなたたちとは違うのよ、的空気を漂わせて命令、指示していきます。

M娘はそのやり方がどうも受け入れられません。そこで、始めは(彼女いわく)ドイツ方式で、無感情、規律に従え的手法で女の子たちをまとめようとします。すると、どうやら自分は嫌われているらしい、と感じ始めました。

 

そこで今度は日本的(?)に、メンバーそれぞれと対話をすることにしました。

練習にいく往復のバスのなかで、一人一人のメンバーに向き合い、声をかけていきます。問題はないか、調子はどうか、個人的な事も含めてメンバーと友達になる努力をしていきました。すると、だんだん変化がみえてきて、みんなも心を開き、少しずつまとまってきたようです。

 

すると、もちろん、ダンスにも影響がでてきます。あまりやる気のないようなポーズだったものが、しっかりみんな楽しそうになってきて、練習にも身がはいるようになってきました。

 

多文化の中でのリーダーシップのとり方、確実に将来役に立ちそうですよね!

いい勉強をさせてもらっています。