TPPの話っていったいどうなっているの?

なんだか、つい最近までアメリカでもTPP反対といっていた民主党の議員たちの話がこちらの新聞を賑わせていたと思ったら、オバマ大統領は共和党とくんで、どうやらTPPまっしぐらなようですね。

 

アメリカでなぜ反対意見を出している議員たちがいるのか(そもそもオバマ大統領って民主党なんですけど)といえば、秘密裏に協議が行われているからともいわれていますが、大きくいえば大企業に有利なように物事がすすんでいくことになり、政府、国のコントロールがきかず、場合によっては外国の企業が国を訴えるという事例が出てくる可能性が高いからのようです。そして、物事が、国際司法にもちこまれる場合、国を飛び越えてしまうということに対する危機感があります。

 

個人的には最大の問題は全てが秘密裏に進むため、実際蓋をあけるまで誰も、何もはっきりしたことがわからないということだと思うのですが、日本では議員たちも静かになってしまっていますし、(何もわからないから静かなのか、情報をもらしてはいけないから静かなのかわかりませんが)新聞はなんだかアメリカさん早く進めてね、みたいな論調なので、このなんでもアメリカの後追いをする日本の姿勢をみているだけでも怖くなります。

 

日本の場合は安保法制の問題でそれどころではないのかもしれませんが、TPPに関しては最近すっかり多面的な話が日本のメディアにはでてこないので、気がついた時には、どうにも動きのとれない状況におちいっているかもしれませんね。。。

 

このところ、日本人が決断をしないといけない場面が多いように思います。今まで、アメリカについていけば間違いがなかったのに、これからは自分の判断で動かなければいけない時代に入ったように思います。自立しないとね、日本人。