思った以上にものをはっきりいわないアメリカ人

アメリカにきてアメリカ人は日本人のようにダイレクトでないことにびっくりしたのですが、というのも日本のステレオタイプのイメージは欧米人はyes, noをはっきり言うということだったからです。

 

しかし、やはり欧と米の違いは大きい。

アメリカ人はNOを言う時はとても気を使います。それはノーをいうことがその人個人に対する否定、という側面があるから。一方ヨーロッパ人にとってはNOはあくまでもその意見に対する否定、個人を攻撃しているわけではないのです。

 

そんなことを感じるなか、アメリカ人とドイツ人、オーストラリア人の友達とご飯を食べていたときのこと。アメリカ人の友人が、

アメリカ人 ”私ってとってもダイレクトで、時々困ったことになるのよね。。。”

 

ドイツ人 ”エ?あなたが?とってもあたりがソフトだし、思慮深いと思うけど?”

 

私 ”うん、そうそう”

 

アメリカ人 ”でも仕事の時にははっきりいいすぎて、それがもとでトラブルこともあるのよ”

 

ドイツ人 ”でも仕事の場合はかえってはっきりいうほうがいいこともあるでしょう、ドイツ人は必要以上にダイレクトかもしれないけど。。。”

 

アメリカ人 ”日本人って絶対NOっていわないわよね?”

 

私 ”NOといわずに断ろうとする言い回しがあるからね。。。まあ私ははっきりいってしまうけど。。。”

 

オーストラリア人 ”仕事の場合は自分のエゴが邪魔すると、不要にはっきりいいすぎてしまうことがあるんじゃないの?でも、基本的に、遠回しにいってしまうと、時間の無駄になることも多いわよ。”

 

なるほど。。。

仕事の種類やそれぞれのバックグラウンドが違っても判断基準も違うかもしれません。

 

それにしてもアメリカ人が、はっきりNOをいってしまうことを悩んでいるなんて。。。