目にみえない配慮のようなものを外国にでても、期待してしまう日本人男性
先日、フライトアテンダントの友人数人と話していた時のこと。
友人A (日本人男性)"こないだ、Aエアライン(米系)にのって、やっと、うとうとできた、と思ったら、カーゴをガラガラしてきたフライトアテンダントが僕の腕に何度もぶつかって、おきちゃったわけ。でも無理やり寝ようとしているのに、起こして飲み物を強要されて。頭きて、君誰のために仕事しているの?ってきいたら、もちろん私の為にきまってるでしょ、っていったんだよね。だめだ、こりゃ、って思ったよ。だから日系のエアラインがいいんだよね”
友人Bは日本のJ航空で長年勤務したのちに、アメリカ系のエアラインにうつっているフライトアテンダントです。
友人B(日本人女性) ”まあ、日本の会社の場合、本音はどう思っているにせよ、お客様第一、って教育をされるからね。でも、昔はファーストクラスとか、ビジネスのVIPのお客様から名刺を渡されて、連絡して、とかいう個人的なことでも、会社にとって重要なお客様ならおつきあい(相手に連絡)するようにと、いわれて、は??とも思ってたけど。。。そういうのって会社が逆に守ってくれるものじゃないの?って。”
友人Cはドイツ人でヨーロッパ系のエアラインのアテンダント
友人C ”それにしても、一番いやな客は日本人男性よ。だって、私が対応するからなんでも言って、っていっても、日本人のフライトアテンダント呼べの、一点張り。一体、何が問題なの?”
うーん・日本人乗客は細かい所に行き届いて、いわなくてもさっさと動いてくれる、というキメの細かさを望んでいるのでしょうね、それがサービスってものだと。でもヨーロッパ人にしてみたら、いってくれないと何がほしいかわからないじゃない、ってことでそこで、すでにコミュニケーションが成り立っていない感じです。
でも、日本人男性の難しいところはそういう、目にみえない配慮のようなものを外国にでても、期待してしまう点。逆に多くの日本人の女性は,外国にでても配慮をする努力ができるのでしょう。で、これはフライトに限ったことでなく海外にある日本の企業での実態と一緒だと思います。