キリスト教とイスラム教は共存できる
先日イスタンブールにいってきました。
日本人の友人は”え??トルコ?危ないんじゃないの??”
といいます。私も結構びくびくしていたのですが、ヨーロッパの友人にいわせるとイスタンブールは観光地ですし、トルコはしたたかです。自分達のビジネスに影響があることは避けるし、トルコの軍隊はかなり強いということ。その強さで、あめとむちを使い分けているようです。トルコを通過してもいいが、トルコでは暴れるな、ということが暗黙の了解になっているような気さえします。
写真はブルーモスク。
イスタンブールはアジアとヨーロッパが交わるところです。
東ローマ帝国の首都、コンスタンチノープル(現イスタンブール)の時代にはもともとキリスト教の大聖堂だったアヤソフィアは、オスマントルコの時代にはイスラム教のモスクに改修されました。しかし、天井にはキリストを挟んで左右にアラビア文字が並びます。
イスラム教とキリスト教仲良く同居できるじゃない!というわけで、本来昔の人は異教に対して恐怖を超えた部分である種の尊敬の念があった、という感じがします。
それは宗教って形は変わっても信じているものが本来同じものだったからなんではないでしょうかね。。。解釈の仕方が違うというだけで・ところが現在はその解釈に焦点があてられてしまい、それが目的になっているので、誤解が生まれているような気がするんですけどね。。
こんなファンキーなところもある、イスタンブールの街並みです。