褒めて育てることの難しさ

アメリカにきてテニスを始めたのですが、そのテニスの日本人コーチが素晴らしい。

彼女は大学を卒業して、夫の仕事の為に渡米して以来、もう20年以上こちらに住み、2人の子供達を育てています。自身は学生時代はプロを目指すくらいにテニスずけだったようですが、20歳の頃はすでにもうテニスが楽しくはなくなっていたと。それから、教職の資格をとり、指導者としてテニスに今も関わっています。

 

コーチの子供達はテニス以外のスポーツでそれぞれこれまた文武両道で大成功しているのですが、彼女曰く、アメリカ人のすごいところはとにかく褒めるということ。褒めて育てる、自分はそうでなかったから、自分はここで子育てできて本当によかったといっていました。

 

アメリカのコーチ達は子供達に必ず、”楽しんでいる??”とききます。

全て楽しまなければ、伸びないということで、その中で少しでも上手な部分をほめてほめて育てていきます。

日本のスポーツは、どれだけできないか、ということに焦点をおくので、たぶん、苦しくなってくるんでしょうね。。。

 

コーチは自分にとても厳しい人なので、私達にも厳しいですね。でも、コーチについていっている私達は確実にすごく上達しているのは感じます。私も今までおあそびでしかテニスをしてこなかったので、この年でアメリカでこんなにテニスが上達するなんて自分でもびっくりしていますが、このきびしいコーチについていっている私達、テニス部メンバーはもしやとってもM集団??なんて最近思い始めました。