相手の立場になって考える

先日日本にいってきました。子供をおいて始めての夫との2人旅。

仕事とはいえ、子供を2人ともおいていくのはどきどき。。。

しかも2人ともほんとうはすごーく日本に行きたかったのでS娘なんてもう、親が家にいない嬉しさと日本に行けない悲しさで気が狂わんばかり。(笑)

 

さてさて、日本は京都に3泊しました。

そこで昼間の会議のあと、夜ドイツ人グループを接待することに。1次会は順調にちゃんとご飯を食べ、さあこれから2次会にのみにいこう!ということになり、どうせいくなら酒バーだ、ということで、先斗町あたりをうろうろ。。

洋酒のバーはあっても日本酒バーはなかなかありません。色々のぞいているうちにドイツ人女性の一人が、トイレにいきたくなって、洋酒バーをのぞいたついでに”トイレありますか?”とききました。(日本語で)

すると店の人。”ありません”

彼女はえーと思いつつも、帰ろうとしたところ、店の出口にトイレ発見。

そのまま何もいわずにそこに入ってしまいました。すると店の店主が怒って、その辺に転がっていたサンダルをトイレの扉に投げつけ、外から彼女が出られないように扉を押さえつけます。

彼女はそんな事も気ずかず、トイレからでれない、とパニックに。

なんとか、騒いでだしてもらいました。。。ほー。。。

彼女は日本に7年ほど住んで日本語もよくでき、自分の事務所まで持っている人なのですが、私のほうが正直、どん引き。。。彼女いわく日本でこんなめにあったことがない、と。

いるんですよ、こういう日本人の好意を全て利用する人が。だからいやがられしまうんですよね。。でも彼女みたいな人には日本はすごく居心地がいいと思います、だってなんでもやりたい放題なんだから。

 

結局、私はその晩日本酒1合はまるまるのんでいるのに全く酔えませんでした。

普段はワイン1杯で酔っぱらうっていうのに。

 

人がいいよ、っていっても8割を受け取る日本の美学みたいなものをあらためて感じましたね。