上海で中国式買い物デビュー

インドのあとはシンガポールそして、上海へ。

S娘は上海のアメ横のような、ショッピングセンターで中国式ショッピングデビューしました。値札はない所で、全てが交渉次第。

4階建てのビルで上のほうまでみると、1軒、外に数点のみ値段が書いてある特売品のレスポのポーチを扱う店を発見。そこでは下の階より同じようなものが5分の1くらいの値段になっています。それを見てからM娘、値段ってあるようでないものと気ずきました。そして、アイフォンケースを発見。ケイトスペードとかいてある、iPhoneケース、値段を聞くと180元。“じゃあ、いいや“といって店を離れ、私の待つ、喫茶コーナーの方にきました。

 

私:”いくらならだしていいの?“

娘:”30元“

私:”じゃあ、相手には20元っていわないとね“

なんて会話をしてたら、その店のおばちゃんが私達のところにやってきて、

おばちゃん:”あんたいくらならだすの?”

娘:“だって、高いからいいわよ“

おばちゃん:“わかった、90元くらいにはしてあげるわよ”

娘:“いや20”

おばちゃん:“それはだめだよ、もっと現実的な値段をださないと”

娘:“25”

おばちゃん:“だめだめ、最終値段だよ”

娘:“30”

おばちゃん:“わかった35にしよう”

 

というわけで、当初180元といわれたものを35元で買った彼女、大ハッピー。そしておばちゃんは私に“あんたの娘、やるじゃん”とほめてくれました。

さて、喜こんでいいものやら。。。この商品って本当の値段は何??っていうか、そもそも、それはケートスペードのものなのだろうか??色々な思いが頭の中をぐるぐる。。。

 

あとから現地に住んでいる人にきいてみるとこの建物、全部、偽物しか売っていないとのこと。S娘は、”そうよ、私あれ偽物だって知ってたよ” とあっけらかんと、言うし!